富山観光モデルコース|車なら市内2時間・立山と五箇山は日をまたぐ
富山を車で回るとき、押さえておくべき事実がひとつあります。立山には車で行けません。
立山黒部アルペンルートはマイカー規制があり、立山駅か扇沢に車を置いて公共交通に乗り換えます。富山観光の目玉が「車を降りる場所」だという前提で旅程を組む必要があります。
一方、市内はコンパクトです。この記事では市内と郊外の使い分けを整理します。
この記事でわかること
- 市内観光は2時間ほどでまとまる
- 立山は車を停めて乗り換える場所
- 五箇山は車でこそ行ける集落
- 富山は市内より郊外に車の価値がある
【結論】市内は短時間、車は郊外で使う
富山の行き先は性格がはっきり分かれます。
| 行き先 | 所要 | 車の使い方 |
|---|---|---|
| 富山市内 | 2時間 | 1回停めて歩く |
| 立山(室堂) | 1日 | 停めて乗り換える(規制あり) |
| 五箇山 | 半日 | 車が有利 |
| 雨晴海岸 | 1〜2時間 | 車が有利 |
市内2時間コース|1回停めれば足ります
富岩運河環水公園(45分)
富山駅の北側にある公園です。運河沿いの景観と、世界一美しいと紹介されたことで知られるスターバックスがあります。散歩と写真で45分ほど。
公園には駐車場があります。ここに停めれば次の目的地まで路面電車で移動することもできます。
富山市ガラス美術館(1時間)
隈研吾が設計した建物で、図書館との複合施設という珍しい構成です。館内の吹き抜けと木の斜材が印象的で、建築目当てで訪れる人もいます。
環水公園から車で10分ほど。市内中心部なのでコインパーキングを使います。滞在は1時間ほどです。
この2つで市内観光は一通り終わります。富山市内は半日もかかりません。だからこそ、残りの時間を郊外に使えるかどうかが旅程の質を決めます。
立山へ行くなら車は「置く」もの
立山黒部アルペンルートはマイカーで通り抜けできません。富山側から入るなら立山駅、長野側からなら扇沢に車を置いて、そこから先はケーブルカー・バス・ロープウェイを乗り継ぎます。
つまり車は駐車場に置いたまま1日戻ってこないことになります。室堂まで往復すると、それだけで1日が終わります。半日で立山に行くという計画は成立しません。
もうひとつ注意したいのが通り抜けの問題です。立山側から入って扇沢へ抜けると、車が反対側に取り残されます。往復で戻るか、公共交通で車のところまで戻る必要があります。
紅葉期の室堂は9月下旬から10月上旬がピークで、駐車場も混雑します。立山を目的にするなら、その日は丸一日を立山に充てると割り切ってください。
五箇山と雨晴海岸は車でこそ行ける
五箇山の合掌造り集落は相倉と菅沼の2か所。世界遺産でありながら白川郷ほど混まず、静かな集落の空気が残っています。公共交通は本数が少なく、車の価値が最も高い行き先です。
富山市街から東海北陸自動車道で1時間ほど。相倉と菅沼はそれぞれに駐車場があり、2か所を回るなら停め替えが必要です。半日を見ておくと余裕があります。
雨晴海岸は富山湾越しに立山連峰を望む海岸です。条件が揃えば海の向こうに雪をかぶった山脈が浮かぶという珍しい景色が見られます。空気の澄む冬のほうが確率は上がります。
市街から車で40分ほど。朝の光が良いので、早い時間に向かうのが向いています。
富山の車旅についてよくある質問
立山へ車で行けますか?
立山黒部アルペンルートはマイカー規制があり、車で通り抜けできません。富山側は立山駅、長野側は扇沢に車を置いて公共交通に乗り換えます。
立山は半日で回れますか?
回れません。室堂まで往復すると1日かかります。立山に行く日は丸一日を充ててください。
立山を通り抜けると車はどうなりますか?
反対側に取り残されます。往復で戻るか、公共交通で車のところまで戻る必要があります。
富山市内の観光にどれくらいかかりますか?
2時間ほどです。富岩運河環水公園で45分、富山市ガラス美術館で1時間が目安になります。
市内で駐車場は何回替えますか?
環水公園とガラス美術館で1回ずつが基本です。環水公園に停めて路面電車で移動する方法もあります。
五箇山は車がないと行けませんか?
公共交通の本数が少ないエリアです。相倉・菅沼の2集落を回るなら車が圧倒的に有利になります。
五箇山の相倉と菅沼は歩いて回れますか?
離れているため、それぞれに駐車場があり停め替えが必要です。2か所回るなら半日を見ておいてください。
白川郷と五箇山はどう違いますか?
どちらも合掌造りの世界遺産ですが、五箇山のほうが混雑が少なく静かな集落の空気が残っています。
雨晴海岸では何が見られますか?
富山湾越しに立山連峰を望めます。条件が揃えば海の向こうに雪をかぶった山脈が浮かぶ景色になります。
雨晴海岸はいつ行くのがいいですか?
空気の澄む冬のほうが山が見える確率は上がります。朝の光が良いため早い時間が向いています。
立山の紅葉はいつですか?
室堂は9月下旬から10月上旬がピークです。この時期は駐車場も混雑します。
富山観光に車は必要ですか?
市内だけなら不要ですが、五箇山・雨晴海岸へ行くなら車が有利です。立山は車を置いて乗り換える場所になります。
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まとめ|市内は短く、郊外に時間を配る
富山市内は2時間ほどで回れます。車の価値は五箇山と雨晴海岸にあり、ここへ行けるかどうかで旅の中身が変わります。
そして立山は車を置いて乗り換える場所。1日を充てる覚悟で組めば、標高2,450mの室堂まで届きます。
